2008年10月07日

読書の秋3

071007_083241.JPG『演劇入門』 平田オリザ著

やはりお会いした事のある方は呼び捨てにできない。

だから今回は著者名の後に「著」と入れた。


今更ながら、この本を読む。

「戯曲書いてみようかな」と軽く思った途端に、ものすごいブラックホールに突き落とされ、心が漠然とした不安でいっぱいになってしまったので、

「具体的にどうすりゃいいんだ」と思い、この本を手に取った。


やっぱり分からない時は、一人で考え込まずに外から情報を引っ張って来るのがいい!!

この本に書いてある事、私自分一人で考えてたら、一生かかってもたどり着けなかったと思う。


今も全然たどり着いてはいないんだけど、ヒントはたくさんもらった。


対話と会話の違いなんて、考えた事もなかった。違いがあることすら認識していなかった。

そして自分の日常と照らし合わせるとすごく腑に落ちる。
会話が苦手と思っていた自分は、実は対話が苦手だったのだと。

そんな感じで、日常で何となく感じていたり、やっている事には理由があり、それをすごく分かりやすく説明し、導いてくれている。

「本を書く」という目的で読み始めたが、読み進めるうちに「戯曲を理解する」「戯曲の構成」「コンテクスト(言語の範囲)の共有」など、「俳優として今後どうコンテクストを広げようか、どう戯曲にひっかかって広げて行こうか」という視点で最後は読んでしまった。


本は書きたくない。書けない。書いているイメージが浮かばない。

でも本を書く作業の流れを垣間見れたのはすごく良かった。
posted by ミス・ナガイ at 12:49| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

読書の秋2

071007_083314.JPG『皇女アナスタシアの真実』 柘植久慶


ロシア最後の皇帝 ニコライ2世の娘の話。

第一次世界大戦後、家族はみんな銃殺されたが、どうした事かアナスタシアだけは蘇生し、命からがら亡命し、驚くべき回復力をもって、「私はロシア皇女アナスタシアよ!」と言うが、色んな大国の思惑が絡み、アナスタシアが生きていたら困るイギリス、アナスタシアを支援するドイツ、本物の皇女だとするとロシア皇帝の莫大な遺産が舞い込むので、営利目的で集まってくる人々など…その中で何度も人間不振に陥り、入退院を繰り返しながら、最後まで自分がアナスタシアである事を訴え続け、認められる事なく生涯を終えた女性の話。
『追想』という名作映画にもなった。


この本の所々に挟まれている当時の写真が良い。
本当にこういう時代があったんだなあ。
ロシアもフランスもドイツもオーストリアも昔は王様がいたのよね。

いかにも王族って感じの家族写真を見ると、絶滅してしまった生き物を見るような、遥か遠い昔に流れていた時間を愛おしむような気持になる。
(でもある意味、生活様式や着てる物や言葉遣いなど、もうこの世のものではないもんね。絶滅したって言えるかも)


夏草や 兵どもが 夢の跡

芭蕉の句が思い出された
posted by ミス・ナガイ at 11:49| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

読書の秋1

071007_083522.JPG『察知力』 中村俊輔


最近読んだ本のご紹介。

中村俊輔の事が結構好きなので、読んでみた。

この本を読んで、私にとってのグラウンドとは日常の場だと思い、「サッカーノート」ならぬ「日常ノート」をつけ始めた。

毎日、今日一日のテーマを決めて、それを念頭に置いて行動する。

夜、または次の日にノートに向かって反省会をする。

それで次の日のテーマも決まる。


10日続いたかな。

反省会が結構時間かかる。

やり続ければ相当な力になる事は確か。
毎日がワクワク楽しかったのも確か。自分がどんどん開拓されるような気がして。


そうだ。また始めようかな。
posted by ミス・ナガイ at 11:04| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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